PR

卒論発表の成功に向けた準備のコツ

卒論発表会のイメージ 大学生向け
記事内に広告が含まれています。
スポンサーリンク

 「卒論発表が不安で仕方ない…」「人前で話すのが苦手で、緊張してしまう…」そんな悩みを抱えていませんか?
卒論発表は,大学生活の集大成ともいえる大切なイベントの1つです.しかし,限られた時間内で研究内容をうまく伝えられるか不安に感じる人も多いでしょう.
本記事では,卒論発表に向けた準備方法成功のコツをご紹介します.

スポンサーリンク
スポンサーリンク

大前提

 よく「卒論は参加賞」と喩えられることがあるように,基本は無事に卒業させようというスタンスの場合が多いです.(大学によって方針が異なるため,必ずしもそうであるとは断言できませんが…)

つまるところ結論としては,「油断は禁物だが,過度に構える必要も無い」といったところです.概ね指導教員の指示に従って,然るべき提出物を期限内に提出し,然るべき会(研究室のコアタイム・ゼミ,中間発表会,卒論発表会 等)に出席していれば,ほとんどの場合無事に卒業できることでしょう.

実際に,私の周りで上記の要件を満たしているにもかかわらず,卒業できなかった(卒論が不可になった)という学生はいませんでした.

 このことについて,詳しく説明していきます.

卒論(卒業研究)の成績評価

 各大学によって,成績評価の基準や内訳は異なりますが,多くの大学で卒論(卒業研究)の成績は,以下の項目によって評価されるのが一般的です.

  1. 指導教員からの評価(指導教員点)
  2. 卒業論文の評価点(主査・副査による合議)
  3. 卒論発表会の評価点(複数の教員による合議)

このうち,大きなウェイトを占めるのが指導教員点です.基本的に,指導教員は指導学生(研究室所属学生)の味方ですから,低評価を付けることはありません.従って,ほとんどの学生は指導教員点$+ \alpha$で合格基準点である60点以上に到達します.逆に,指導教員を敵に回す(出席状況が著しく悪い,全く指示従わない など)と,一気に卒業が遠のくことになるので,注意が必要です

スポンサーリンク

卒論発表を成功させるコツ

 多くの学生が恐れているイベントとして,卒論発表における質疑応答が挙げられます.「卒業させよう」と言いつつも,厳しい質問を浴びせてくるのが質疑応答です.

 この章では,卒論発表を成功させる(上手く乗り切る)コツをご紹介します.

勝負は研究テーマ選びから既に始まっている

 既に卒論発表を目前に控えている学生にとっては,身も蓋もない話ですが,勝負は研究テーマ選びの段階から既に始まっていると言っても過言ではありません.

事実,研究テーマによって“比較的表面的な質問だけで終わる卒論発表”と“核心を突いた質問が飛んでくる卒論発表”に二極化する点は否めません.

では,この運命を分ける要素は一体何でしょうか?

様々な要素・要因が考えられますが,大きく影響するのは 審査担当教員が得意としている研究テーマであるか否か というのが個人的な結論です.

研究テーマが審査担当教員の専門分野に近い場合,実験手法や考察に関して鋭い質問が飛んでくることが多くなります.場合によっては,「なんでこの検証実験をしなかったの?」,「それはちょっと勉強不足じゃない?」という事態にもなり得ます.

一方で,研究テーマが担当教員の専門分野から乖離している場合,「それってどういう所で応用されている(される見込みがある)の?」といったように,研究そのものに関する質問が中心になり,核心を突いた質問は少なくなる傾向にあります

 もちろん,「卒論発表で鋭い質問をされたくないから,他の先生方が専門としていないテーマを選ぼう!」というのは,卒研の趣旨から外れるため,褒められたものではありませんが,研究テーマによって“比較的表面的な質問だけで終わる卒論発表”と“核心を突いた質問が飛んでくる卒論発表”に二極化する点は否定できません.

 また,“他の先生方が専門としていないテーマ”を選ぶにも,一定のリスクが伴います.それは,卒論発表でどういった質問が来るのか予想が難しいという点です.

想定される質問に対して,補足スライドを作成するのが一般的かと思いますが,“他の先生方が専門としていないテーマ”を選ぶ場合,非常に困難を極めます.
どんな角度から質問が来ても大丈夫なように,万全の体制を整えたにもかかわらず,本番では全く予想だにしなかった質問が来たというケースもざらにあります.

原稿の暗記と発表時間の遵守

 言うまでもありませんが,卒論発表会では原稿の暗記と発表時間の遵守が基本になります.「本番で緊張しているという範疇では済まされない程に言葉が詰まる」,「大幅に時間が余った・超過した」というケースは,発表に対する明白な準備不足と判断され,大幅に減点される可能性が高くなります.

 スライドと審査教員の両方にバランス良く目を配れるくらいが理想です.スライドばかりを見続けていると,「実質,カンペを読んでいるのと変わらないな」という印象を持たれてしまいます.

発表は堂々と

 多少自身が無かったとしても,堂々と発表しましょう.発表者の自信の無さはすぐに伝わります.自身の無い発表をしてしまうと,「あまり発表練習をしなかったのかな…」,「研究に対して,熱心に取り組まなかったのかな…」といったマイナス印象を持たれてしまいます.

 あなたの研究内容を完璧に理解しているのは,あなたと指導教員と強いて言えば同じ研究室所属の学生しか居ません.それに甘えて嘘を言うのはNGですが,言い回しや表現を多少間違ったとしても,過剰に心配する必要はありません.

原稿の丸暗記はしない

 原稿を作成するのはもちろん重要なことですが,一字一句違わず暗記しようと思うと,本番で台詞を思い出すのに必死になってしまいます.意味が大幅に変わらない程度の細かな言い回しは気にせず,大まかな話の流れをインプットするようにしましょう.

 先ほどの繰り返しになりますが,審査教員は発表者の原稿を知りません(原稿提出がある場合は除く)ので,原稿を思い出すことばかりに気を取られず,堂々と発表しましょう.

チェックポイントを作る

 どれだけ練習を重ねたとしても,本番特有の緊張感から,「普段より早口になってしまった」,「台詞に詰まってしまった/台詞が飛んでしまった」という不測の事態に見舞われることがあります.
そうすると,既定の発表時間から乖離する可能性が出てきます.

 そこで重要なのが時間管理用のチェックポイントを作っておくことです.例えば,発表スライドが全15枚あるとして,「8分になった段階で13枚目のスライドに突入しておく」といった自分なりの基準を設定します.これは,発表練習の過程で決めておくことになります.

そして,本番は8分になった段階で何枚目のスライドにいるかを見ることで,ペースが遅れているのか,丁度良いのか,早くなっているのかを判断することができます.

最終スライドで時間調整

 前述のチェックポイントで当初の予定から乖離していることが判明した場合は,最終スライドを使って時間調整をします.

 発表の構成として,最終スライドは考察や総括,今後の展望などになっているかと思います.幸いにも,これらのトピックは時間調整がしやすい(違和感を抑えて調整できる)ため,アドリブでも無理なく時間調整しやすいかと思います.

 もし,時間が余りそうであれば,スライドに書いていない内容も補足として少し話す,逆に不足しそうであれば重要度の低い項目は,口頭での発表を割愛するなどの方法をとることができます.

 この調整の基準にするため,チェックポイントの作成が重要になります.また,本番で慌てずに済むよう,発表練習(準備)段階で「割愛するとしたら,どこを削ろうかな」,「追加(補足)説明では,どのようなことを話そうかな」といった構想を練っておくことが大切です.

スポンサーリンク

卒論発表FAQ

Q
発表時間の相場は? 時間の許容誤差は?
A

卒論発表時間の相場は,10~15分程度(+審査教員からの質疑応答が5~10分程度)です.また,既定の発表時間からの許容乖離誤差は,$\pm 10$%程度が相場です.

Q
非公開発表(発表を非公開にする)とは?
A

卒論発表プログラムで見かける「非公開発表」とは,知的財産権や被験者のプライバシー遵守の観点等から,非公開で発表する措置のことです.
非公開発表では,関係者(審査教員)以外は退出を命じられ,関係者は秘密保持誓約書に署名を求められます.
特に,卒論の内容が特許出願に関連する場合は,新規性の喪失を防ぐため,非公開発表の措置を講じることになります.
念のため補足しておきますが,非公開発表はサボるための手段ではありません.

Q
卒論発表の服装は?
A

一般的にはスーツ着用が無難であるとされています.私の所属していた大学でも慣例的に学生は全員スーツ着用で臨んでいました.各大学によって,規則や慣習は違いますので,事前に先生や先輩,同級生に確認してきましょう.

Q
全員の発表を聞く必要がある?
A

私の所属していた大学では,自身が発表する前後の学生数名の聴講は義務付けられていましたが,全員の発表を聴講する決まりはありませんでした.審査教員にとっては,発表者の審査に精一杯で聴講学生の出入りに一々構っていられないという雰囲気でした.とは言え,少なくとも同じ研究室の学生の発表は聞きに行くという慣例がありました.
こちらも同様に,各大学によって,規則や慣習は違いますので,事前に先生や先輩,同級生に確認してきましょう.

スポンサーリンク
スポンサーリンク
大学生向け
シェアする
しばをフォローする
タイトルとURLをコピーしました