就職活動は「いつから始めればいいのか」「どのような流れで進むのか」が分かりにくいものです。
近年の就活は 「情報戦」「早期化」「長期化」 が大きな特徴となっており,大学3年(B3)や修士1年(M1)の春頃から動き始める学生も少なくありません.
この記事では,私の実体験をベースに 就活の全体スケジュール・インターンシップ・早期選考の流れ を時系列で解説します.
これから就職活動を始める方が全体像をつかむための参考になれば幸いです.
就活のキーワード
現代の就活のキーワードはこの3つです.
・情報戦
・早期化
・長期化
情報戦について
ネット上に情報が溢れるこの時代だからこそ,「情報を制するものが就活を制する」と言っても過言ではありません.友人・先輩・掲示板など使える情報網はフル活用しましょう.
ただし,人によって選考を受ける企業や選考ルートも異なりますので,他人からの情報を過度に鵜呑みにしないことも重要です.
早期化&長期化
近年,企業の募集活動が早期化していることは周知のとおりです.ただし,早期化と言っても企業によって早期選考や本選考の実施時期びバラつきがあり,「早く始まって早く終わる」とも言い難いのが現状です.受ける企業によっては,「早くから動き始める必要があるのに,終わるのも遅い」ということもあり得ます.
活動意欲や活動そのものを長期間維持しなければならない可能性があるということを意識しておくことが重要えす.
就職活動の流れ(一例)
以下に,私の体験ベースで就職活動の時系列をまとめてみました.目指す業界などによってスケジュール感は変動し得ますので,参考程度にご覧ください.
年を追うごとに早期化が進んでいるため,以下のタイムラインから全体的に1ヶ月程度前倒しが目安になるかもしれません.
- B3(M1)4月業界・企業研究,就活サイトへの登録
私の場合,この時期に業界・企業研究と就活サイトへの登録を始めました.
- B3(M1)5月適性検査対策
企業によりますが,サマーインターンシップ参加者選抜の段階で適性検査の受検が必要になることも多々あります.
- B3(M1)6月合同企業説明会・インターンシップエントリー本格化
この時期になると,オンライン・リアル会場での合同企業説明会やサマーインターンシップに向けたエントリーが本格化します.
- B3(M1)
7~9月サマーインターンいよいよサマーインターンシップが本格化する時期です.サマーインターンへのエントリーや学会発表(院生の場合)を同時並行でこなすこともあります.
- B3(M1)10月早期選考開始
企業によっては,10月頃から早期選考が始まる場合もあります.
- B3(M1)
11月~1月早期選考,秋・冬インターン11月頃になると,早期選考も本格化し始めます.また,企業によっては秋・冬インターンを募集している場合もあり,日程等の都合でサマーインターンシップに参加できなかった企業にエントリーすることもあります.
- B3(M1)
2~3月本選考エントリー開始2~3月頃になると,ほとんどの企業で早期選考 or 本選考のエントリー受付が開始されます.就活ルールの建前では,3月1日が広報解禁となっていますが,実態としては3月1日に選考開始・企業によっては既に応募を締め切っていることもあります.
業界・企業研究
私の場合,修士1年の4月時点でおおむね行きたい業界や企業は決まっていたので,企業毎に合同説明会やインターンシップのスケジュール等について簡単に確認していました.
しかし,行きたい企業がある程度決まっている場合は,業界・企業研究を省略できるということはなく,インターンシップや本選考のエントリーシートや面接で志望動機を深掘りされますので,いずれかのタイミングで必ず必要な作業にはなります.
就活サイトへの登録
これは必須の作業で,登録しないことには始まりません. ただし,何でも闇雲に登録すれば良いというものでもなく(管理の煩雑さや勧誘で溢れかえることになるため),可能な限り数は絞った方が良いでしょう.
以下の視点で登録する就活サイトを選ぶのがオススメです.
・取り扱っている業界・企業:自分が行きたい業界や業種が豊富に扱われているか
・勧誘の少なさ:電話・メール・郵便物等による執拗な勧誘が無いか(先輩からの情報やSNSでの情報,口コミまとめサイト等を参考にすると良いでしょう.)
適性検査対策
いわゆるテストセンター・Webテスト対策です.企業によっては,サマーインターンシップ選考時の受検結果を秋・冬インターンシップでも使い回すことがありますので,抜かりない対策が重要です.
当ブログの姉妹サイト(適性検査対策Web)もぜひご活用ください!
合同企業説明会
大手就活サイト主催の合同企業説明会は,都市の規模等にもよりますが,月に1回前後実施される場合が多いです.また,大手就活サイト主催の合同説明会以外にも,「〇〇株式会社 グループ 合同企業説明会」などグループ会社単位の合説等もあります.
合説参加の是非
合説(合同企業説明会)は,インターンシップ等と比べると相対的に優先順位は下がりますが,それでも気になる企業が出展しているのであれば,参加しておいて損は無いというのが私の結論です.
実は,合説によっては就活生の出欠が取られていることもあり,(それがどれだけ選考に影響するのかは別として),合説参加という客観的事実をもって志望度の高さを出席ログとして残せる意義は大きいと思います.
インターンシップ エントリー
とにかく「少しでも興味があったらエントリーする」の精神が大切です. たとえ「1Day 仕事体験」と称するイベントであっても,場合によっては早期選考(優遇あり)を獲得できることがあります.逆に言えば,インターンシップにエントリーしなかった時点で,採用からは一気に遠ざかる可能性もあります.
就活のFAQ
企業の採用活動はブラックボックスの部分が大きく,それ故に様々な憶測や噂が飛び交うことも珍しくありません.ここでは私の実体験をベースに,私自身が就活前に感じていた疑問をQ&A形式でまとめてみました.全ての企業に当てはまるものではありませんが,参考程度にご覧いただけると幸いです.
- Q企業からの(内定等の)電話は非通知って本当?
- A
私自身も実際に経験するまではかなり不安に感じていましたが,実際に蓋を開けてみると,番号通知での着信がほぼ全てでした.番号は,人事採用担当者の社用携帯電話番号または人事部直通電話番号(固定電話)であるケースが多かったです.
面接後数日間は,常に電話に出られる状態が望ましいですが,そうでなくとも速やかに折り返せるようにしておく必要はあると言えるでしょう.
- Q内定承諾期限はどのくらい?
- A
企業によって実に様々ですが,早期選考であれば2週間~1ヶ月程度待っていただけることが多かったです.また,内定承諾期間について交渉の余地を設けてくださる企業も多かったです.
- Q1~3日の短期インターンシップでも選考優遇はある?
- A
企業によって実に様々ですが,短期のインターンシップであっても,選考優遇や早期選考が絶対に無いとは言い切れないのが現状です.
どのようなイベントであれ,「いつ・どこで・どのように就活生が評価されているか分からないからこそ,常に全力で」という姿勢が大切になります.
- Q適性検査の結果を開示してくれる企業はある?
- A
「〇〇社は,適性検査の結果を見せてくれるよー」という噂を時折耳にすることがあります.私の経験談としては,能力検査(筆記試験相当)の結果を開示してくれる企業に遭遇したことはありませんが,性格検査の結果を開示してくださる企業は確かにありました.
実際に,株式会社リクルートマネジメントソリューションズが提供するSPI3では,公式に「SPI3本人フィードバック用報告書」というものが用意されています.
(参考):https://www.spi.recruit.co.jp/spi3news/000176.htmlもっとも,検査結果のフィードバックは企業側のご厚意によるもので,全ての企業がフィードバックを行っているわけではありません.

